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  イベント案内(2011年度)  
 

    若手音声研究者、学生の皆様へ


    □■ 「第3回若手研究者フォーラム:音声言語処理について語ろう」のお知らせ ■□

    ALAGIN技術開発部会音声処理分科会は、10月8日(土)、9日(日)の二日間に渡って、「第3回 若手研究者フォーラム:音声言語処理について語ろう」を下記の要領で開催いたします。

    本会は、音声処理に関係する研究分野の若手研究者を中心に、直近の成果よりも新しい研究の提案を重視し、現状の分析や将来あるいは夢について活発に主張・議論する場を提供することを目標としたワークショップです。今回は前回、前々回から指向を変え、パネルディスカッションにより、参加者全員参加による議論を行う予定でいます。また前回同様、招待講演やポスター・インタラクティブデモセッションも予定しております。

    皆様、お誘いあわせの上、ご参加ください。心よりお待ち申し上げております。

    なお、準備の都合上、メールにて事前参加申し込みをされた方のみご参加いただけます。
    会場のキャパシティーに限りがありますので、下記をご覧の上、お早めにお申し込みをいただければ幸いに 存じます。

    イベント名: 第3回 若手研究者フォーラム:音声言語処理について語ろう

    開催要領
    ● 日時: 10月8日(土)13:00~ 10月9日(日)
    ● 会場:掛川グランドホテル
        〒436-0028 静岡県掛川市亀の甲1-3-1
         http://www.kakegawagh.com/
    ● 主催: 高度言語情報融合フォーラム(ALAGIN)技術開発部会音声処理分科会

    ●実行委員
    大谷 大和 (東芝,委員長),西村 竜一 (和歌山大),
    翠 輝久 (NICT),齋藤 大輔 (東大),鎌土 記良 (奈良先端大)

    ● 参加資格
    本会は、広く音声言語情報処理に関連する若手研究者(自称を含む)の皆様のご参加をお待ちしております。
    下記の参加資格をご参照ください。

    ・企業からの参加申込:所属企業がALAGIN正会員であること。
    ・大学・その他研究機関からの申込:特に制限はございません。ALAGIN未入会の方は、
    ALAGIN特別会員(会費無料)への入会をお勧めいたします。

    なお、ALAGINの入会については下記のウェブページをご覧ください。
    ALAGIN入会方法: http://www.alagin.jp/join.html
    会員一覧: http://www.alagin.jp/member.html

    ● 参加・宿泊費
    13,000円(朝夕の各1回の食事代を含む)

    ● 参加申し込み
    末尾記載のフォームに必要事項を記載の上、9月17日 23:59までに、

    info@alagin.jp

    までご送信ください。
    参加申し込みが多数にわたる場合には、大変恐縮ですが、先着順とさせていただきます。

    ● 全体プログラム
    今回の若手研究者フォーラムでは全セッション原則として全員の聴講参加をお願いしています。
    以下にタイムスケジュールと各セッションの概要および座長からのメッセージを記載します。
    また、こちらのサイト (http://w3voice.jp/onsei-wakate/)で情報を随時更新していく予定です。

    10月8日(土)
    13:30~15:00 トークセッション
    タイトル:非負値行列分解とその発展形
    講演者: 亀岡 弘和 (東大/NTT-CS)
    座長: 大谷大和 (東芝)
    概要:実世界の多くの音源から生成される音響信号は、一見すると多様な波形として観測されるが、例えば、音声には/a/や/i/等といった音素単位の要素があり、ピアノの演奏には音階単位の要素があるように、ある空間や量に着目すると限られた数の「パーツ」だけで構成されていると見ることができる場合が多い。このように、信号が少ない数のパーツで構成されている、という仮定に基づいて、信号をモデル化したり処理したりする枠組を総称してスパース信号処理という。その一手法として、音響信号のパワースペクトログラムを非負値行列と見なし、これに非負行列因子分解(Non-negative Matrix Factorization; NMF)を適用するアプローチ(観測スペクトログラムを非負値の基底行列と非負値の係数行列の積で近似することで、所与の音響信号を構成するスペクトルのパーツを非負値基底ベクトルの形で獲得するスパース信号処理アプローチ)が提案され、音響信号処理における一つの強力なツールとして近年世界的に注目を集めている。本講演では、NMFの基本的な性質、具体的な応用場面、行列分解アルゴリズムについて概説した上で、スペクトログラムモデリングとしてのNMFの考え方をヒントにした様々な発展形を紹介する。

    15:30~17:00 パネルディスカッション1
    タイトル: 「音声処理のための」機械学習を考える
    パネリスト: 小川 哲司 (早大)、ほか
    座長: 翠 輝久 (NICT)
    概要:近年、音声情報処理分野において、ベイズ学習や、カーネル法といった機械学習のテクニックを活用した研究が広がりを見せている。
    そこで、機械学習を音声処理へ適用するにあたり、その有効性や実装の定石などについて、論文や学会では語られない内容にまで踏み込んで技術的に深い意見交換を行いたい。
    「機械学習」というと極めて汎用的で、ある種魔法のツールような魅力に満ちているが、本セッションでは、音声処理への応用の観点から、機械学習に踊らされることなく、機械学習を「使いこなす」ための議論を行いたい。

    21:00~23:00 ポスター・インタラクティブデモ
    座長: 鎌土 記良 (奈良先端大)
    概要: 本セッションでは、ポスターによる研究発表や機材持ち込みによるインタラクティブデモを行って頂きます。若手研究者の自己PRの場として、また、研究者や開発者の繋がりを作って頂く場としてご活用頂きたいと考えております。学会発表ではないので、肩を張らずに、気軽にご参加頂ければ幸いです。発表内容は、音声全般に関することであれば何でも構いません。

    10月9日(日)
    9:00~10:30 パネルディスカッション2
    タイトル: 音声ツール・アプリケーションの開発・実用化における心構え
    パネリスト: 才野慶二郎 (ヤマハ)、ほか
    座長: 西村 竜一 (和歌山大)
    概要: 本セッションでは音声ツールやアプリケーションの開発に携わる方達を招いて、開発・実用化に関わる様々な問題について議論を交える。
    扱うテーマとして、1) 利用されるためにはどうすればいいのか?2) 実用化において何が必要となるか? などを予定している。

    11:00~12:30 パネルディスカッション3
    タイトル: 音声情報処理における特徴量について
    パネリスト: 齋藤 大輔 (東大,座長兼務)、ほか
    概要: 音声情報処理において、特徴量の取り扱いは最も基本的にして重要な問題の一つといえる。特徴量の研究は「音声をどう捉えるか」に直結しており、音声合成や音声認識といった目的の違いによってその扱いも大きく変わる。本セッションでは、広く様々な側面から音声特徴量に関する活発な意見交換を行い、それぞれの分野における「特徴量」をもう一度再考する機会としたい。

    ============== 申し込みフォーム、ここから ==============

    「若手研究者フォーラム:音声言語処理について語ろう」に参加します。

    ※1. お名前:
    ※2. ご所属:
    ※3. 連絡用メールアドレス:
    ※4. ALAGIN会員資格:正会員 または 特別会員 または 非会員(該当されないものを消去ください。)

    ※5. 宿泊について
    本イベントは合宿形式のため、基本的には皆様に同じ会場ホテルでの宿泊をお願いしてい
    ます。特に、宿泊を希望しない場合は、その旨をメールでご連絡ください。部屋割の参考
    にいたします。以下の質問にお答えください。(該当されないものを消去ください。)
    * 性別: 男性
    * 性別: 女性
    * 禁煙の部屋を希望
    * たばこを吸える部屋を希望
    * 禁煙/喫煙どちらでも良い
    * 部屋割りの希望があればご自由にお書きください:

    (ポスターセッションの場合)
    ※7. ポスター・インタラクティブデモでの発表希望
    ポスター・インタラクティブデモにおいて発表を希望する際には、下記に必要事項をご記
    入ください。ポスターサイズなどについては、後日、座長から連絡します。
    (該当しない場合は消去ください。)
    * 発表参加を希望する
    * コンセントの使用:
    * 発表タイトル:

    ============== 申し込みフォーム、ここまで ==============

    ●問い合わせ先:ALAGIN事務局 info@alagin.jp

 
 

    高度言語情報融合フォーラム(ALAGIN)会員各位

    「ALAGINシンポジウム」開催のご案内

    平成23年7月25日
    ALAGIN事務局


    拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
    日頃よりALAGIN活動にご協力いただきありがとうございます。

    震災の影響を踏まえ、第3回定期総会をメール開催とさせていただきましたが、同日開催を予定しておりましたシンポジウムは 延期とさせていただきました。このたび、下記の通り開催させていただく運びとなりましたので、ご案内申し上げます。

    今回のシンポジウムでは3件の招待講演を予定しております。ALAGIN前会長の辻井先生には、今後の自然言語処理分野を取り巻く 世界的な情勢の予測やその中で日本の産業はどうあるべきか、日本の研究はどうあるべきかといったグランドデザイン等について お話しいただきます。東北大学の乾先生には、ALAGINで配信している言語資源等を活用した最先端の研究について、本田技研工業 株式会社の今井様には、震災後、メディア等でも数多く取り上げられました通行実績・渋滞実績情報の公開についてお話しいただきます。 本田技研工業株式会社では、通行実績・渋滞実績情報を、震災時、複数の同業企業と連携して自動車の走行軌跡データを統合し、 いち早く道路の通行状況、被災状況の目安として「Google Crisis Response」自動車・通行実績情報マップや「Yahoo!地図」 道路通行確認マップ等で公開されました。今後のデータ共有、組織間連携、研究などのご参考にしていただければ、幸いに存じます。

    日本の置かれた状況、組織の垣根を越えた情報共有の成功例とその背景にあるノウハウや苦労等を本シンポジウムで共有する ことにより、音声・言語処理分野における今後の発展や震災からの復興促進に向けたヒントが得られればと考えております。

    デモ展示も、あわせて開催いたしますので、こちらへも是非ご参加いただきますよう、重ねてお願い申し上げます。

 
  敬具  
 
========================= 記 ==============================
 
 


    【ALAGINシンポジウム2011】
    ※ ALAGIN会員だけでなく、一般の方もご参加いただけます。

    ●日時:平成23年9月26日(月)
      13:30 ~ 17:00 ALAGINシンポジウム2011(デモ展示は13:00-17:45)
      17:30 ~ 18:30 交流会

    ●会場:大手町サンケイプラザ 3階 301-303
      〒100-0004 東京都千代田区大手町1-7-2
      http://www.s-plaza.com/map/

      ■丸ノ内線、半蔵門線、千代田線、東西線、都営三田線
       「大手町駅」下車 A4・E1出口直結
      ■JR 「東京駅」 丸の内北口より徒歩7分

       ※デモ展示会場は3階 304

    ●主催:高度言語情報融合フォーラム(ALAGIN)
          独立行政法人情報通信研究機構(NICT)

    ●参加費:無料

    ●参加対象:ALAGIN会員および一般

    ●プログラム(予定):

    13:30 ~ 13:45 新会長挨拶 中村哲氏 (ALAGIN新会長、奈良先端科学技術大学院大学 教授)
    13:45 ~ 13:55 来賓挨拶  杉野 勲氏 (総務省 情報通信国際戦略局 技術政策課 研究推進室長)
    13:55 ~ 14:20 進捗報告  「ALAGIN平成23年度活動状況について」(仮題)
                   鳥澤健太郎氏 (ALAGIN企画推進委員会 委員長、NICT情報分析研究室 室長)
    14:20 ~ 15:05 招待講演  「多言語、多モーダルな情報環境での言語処理への展望」(仮題)
                   辻井潤一氏 (マイクロソフトリサーチアジア 首席研究員)
    15:05 ~ 15:20 休憩
    15:20 ~ 16:05 招待講演  「大規模言語資源に基づくWeb情報の組織化」(仮題)
                   乾健太郎氏 (東北大学 教授)
    16:05 ~ 16:50 招待講演  「震災時における通行実績情報共有の取り組み」(仮題)
                   今井武氏 (本田技研工業株式会社 参事 インターナビ事業室 室長
    16:50 ~ 17:00 閉会の挨拶  榎並和雅氏 (NICT理事)

    《 交流会 》17:30~18:30(会費:3,000円)
          (大手町サンケイプラザ 3階 311)

    ※ シンポジウム・交流会申込み専用Webページ
       *****申込は締切りました*****

    ※ 申込締切日:平成23年9月12日(月)

    ●本件問い合わせ先:info@alagin.jp


 
 

    音声認識・音声対話技術講習会

    音声認識に関する技術はめざましい進歩を遂げ、人間と音声で対話を行うシステムの実現も可能になってきました。 本講習会は、10年以上の伝統がある音声認識の基礎からディクテーションまでカバーする講習会をベースとした上で、 音声合成・対話システムなどの項目を追加したものです。

    前半では、音声認識の基礎理論の講義に加えて、標準的なオープンソースのソフトウェアを用いて、大語彙連続音声 認識システムを作成する演習を行います。後半では、音声対話システムを指向した音声理解・音声合成や対話モデルに関 する講義及び実習・実演を行います。

    ●日時: 平成23年8月22日(月)~25日(木)

    ●場所: 京都大学 学術情報メディアセンター 南館
    (〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町)
    (アクセス)http://www.media.kyoto-u.ac.jp/access/

    ●主催: 京都大学 学術情報メディアセンター
    高度言語情報融合フォーラム(ALAGIN) 技術開発部会 音声処理分科会

    ●定員: 70名

    ●参加費: 社会人 3万円、学生 1万5千円 (懇親会は別途2千円)
    (ただしALAGIN正会員の機関の社会人の方は参加費2割引き)
    (教科書「音声認識システム」「音声対話システム」の2冊とも持参される方は7千円引き)

    ●プログラム: 詳細はWebページスケジュール表(PDFファイル)参照

    1. 音声認識の概要・音声の入力と分析
       講義:河原達也(京大)
       実習:高橋 徹(京大)
    2. HMMによる音響モデル
       講義:篠崎隆宏(千葉大)
       実習:西田昌史(同志社大)
    3. 統計的言語モデル
       講義:森 信介(京大)
       実習:秋田祐哉(京大)
    4. 認識アルゴリズムとディクテーション
       講義:李 晃伸(名工大)
       実習:西村竜一(和歌山大)
    5. 音声合成
       講義:戸田智基(奈良先端大)
       実習:酒向慎司(名工大)
    6. 音声対話の概要・音声言語の理解
       講義:河原達也(京大)
       実習:南條浩輝(龍谷大)
    7. 対話のモデル・音声言語の生成
       講義:駒谷和範(名大)
       実演:翠 輝久(NICT), 李 晃伸(名工大)

    ●初日終了後に懇親会を予定

    ●詳細ページ:  http://www.ar.media.kyoto-u.ac.jp/seminar/onsei1108.html

    ●問合せ先: 河原達也 (京都大学 学術情報メディアセンター)
    E-mail: seminar11@ar.media.kyoto-u.ac.jp

 

 
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